新型ハイエースがタイで2019年6月から発売開始となりましたが、日本で発売の発表はありません。
対して、超Lクラスミニバンであるグランエースは12月16日より日本で販売開始されます。
パッと見て、車中泊が好きな私としてはこの「グランエース」をキャンピングカーとして使えるか考えてみました。
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アルファードより一回り大きいグランエースをキャンピングカーとして使える?
アルファードよりも全長が長くなって車内が広く使えることからキャンピングカーしたらどうなるか?使えるか?と考えてみました。
外観がカッコイイとか国産車だから信頼性バツグンとかは言うまでもないですね。
キャンピングカーという視点で考えてみます。
駆動方式がFRで床が高い
出典:bestcarweb
アルファードはFFですが、グランエースは海外の商用車ベースのためFRです。
そのため、車内の床の高さが大きく持ち上がってアルファードやヴェルファイアに比べて150mm程度は高いです。
これにより、乗降性が下がり、室内高が低くなっています。
床が高いので、全高は1990mmに対し、室内高は1290mmしかありません。アルファードやヴェルファイアの1400mmを110mm下回ります。
これは残念としか言いようがありません。奥行が広くても高さが低いと圧迫感がありますね。
ホイールベースが長いことにより最小回転半径が大きい
出典:bestcarweb
ホイールベースが長い車なのでどうしても最小回転半径が大きくなります。
グランエースは、後輪駆動であることもあり、前輪の最大舵角を大きく確保できて、最小回転半径は5.6mに抑えられています。
とはいえ、大きいので道路で転回とかは難しいサイズですよね。
アミティは軽自動車のスズキスペーシア4.4mとほぼ同じで超小回りが効きます。
アミティと比較して、約1.5mの差は大きいですね。
アルファード、ヴェルファイア 5.9m
アミティ 4.3m
カムロード 4.9m
全長が5300mmで5m駐車場枠オーバー
大半の駐車場枠が2m×5mであるので長さがオーバーします。
フェリーでも5m超になるので、割高料金になります。
使い勝手を考えると5mオーバーは良いとは言えませんね。
車重が2700kgオーバーで重量級
アルファードは、エクスクルーシブラウンジで2150kgと比べると約500kg重たい計算になります。
エンジンがパワフルなので、走行性能は文句なしでしょうが、キャンピングカーとして架装したら3トンを超えそうですね。
そうなると、JAFが対応してくれないとか心配事も出てきますね。
ちなみに、我が家のアミティは約2200kgです。
今気づきましたが、アミティとアルファードは、ほぼ同重量なんですね。でもアミティはエンジンの出力が100ps未満なのでアルファードの3分の1未満です。
高速道路で登坂車線の常連になって当然ですね。
まとめ:グランエース発売日は12月16日 キャンピングカーとして使える?
「グランエースをキャンピングカーのベースとして考えるなら」と勝手にシュミレーションしてみました。
今のところ、キャンピングカーとしては実用性を考えると現実的ではないですが、新しい車種が出てくることでキャンピングカーのバリエーションも増える可能性もあるので楽しみですね。
グランエースは、あたりまえですがラグジュアリーなクルーズ用ですね。
もし、グランエースがオートキャンプ場に居たら逆にビックリ?
グランエースに乗るならホテルに泊まればなんて聞こえそう(笑)
トイファクトリーさんから早速発売されることになりましたね。
アーバンキャンパー 価格が気になります。
グランエースのキャンピングカー「アーバンキャンパー」をトイファクトリーがジャパンキャンピングカーショー2020で初公開、価格は?
新型ハイエースバンはどうなる?いつ発売?
グランエースは海外向けハイエースをベースとしたフルサイズのワゴンですが、日本向けのハイエースバンの新型はモデルチェンジの発表がまだです。
サイズは、国内の現行200系ハイエースの標準ボディが狭い道も走れて荷物もたくさん積めるので人気が継続してます。
4ナンバーのほうが自動車税も安いなどメリットがあって、日本の道路事情から便利な全幅1700mm以下のラインナップを期待したいですね。
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